こんにちは、吉岡てんぱです。
息子がダイエットを始めてからは揚げ物を極力避けてきましたが、やはり子供は揚げ物好き。
「唐揚げが食べたい」
「エビフライが食べたい」
結局週に1回程度揚げ物を用意していました。

揚げ物に含まれる油の量を考えるとぞっとします。
そこで私が購入したのが油を使わずに揚げ物ができるとブームになった「ノンフライヤー」。
(フィリップスの高いのではなく中国製の類似品を購入しました)
というわけで、本日は
- ノンフライヤーの仕組み
- ダイエッター向けノンフライヤーのメリット・デメリット
- ノンフライヤーにダイエット効果は期待できるのか!?
という3つの点について、ノンフライヤーを使ってみた感想を中心にご紹介します。
本日も最後までおつきあい、よろしくお願いいたします。
ノンフライヤーはダイエット向き?仕組みを解説
ノンフライヤー。
- 油を使わなくても揚げ物ができる
- 熱風で調理する
など、漠然としたイメージはありますが、どうして油を使わなくても揚げ物ができるのか、仕組みが理解できていないと食事に気を配ったダイエット中の方や、子供のダイエットのためにノンフライヤーを取り入れたい方はなかなか手を出せないかもしれませんね。

ノンフライヤーは食材表面の水分を蒸発させてからっと揚げる調理器具
揚げ物の特徴といえば、表面がからっと揚がった際に感じるサクサクとした食感。
実は揚げ物がサクサクする仕組みは、高温の油の中に食材を入れることで、食材表面の水分が一瞬で沸騰し蒸発するからなんです。
更に油に接した衣は数秒で熱変性して硬化。
そのため余分に食材の内側の水分が奪われることはなくなり、とんかつやからあげといった「外はサクサク中はジューシー」な料理が完成します。
つまり、揚げ物を美味しく仕上げるには、
- 短時間で素材表面の水分を蒸発させ
- 衣を硬化させること
が不可欠。

ノンフライヤーは一瞬で高温になるので調理時間を短縮できる
実は我が家にはヘルシオがあり、ヘルシオも熱風による揚げ物調理ができるんですよね。
しかし調理時間が長いのが欠点。
一方ノンフライヤーはコンパクトなサイズで最高200℃の熱風を短時間で送り出せる仕組みになっているため、調理時間が短く済みます。
また調理時間が短い分表面のサクサク感は段違い。

電子レンジで温め直す時間と比較すると若干ノンフライヤーを使った方が温め直す時間はかかりますが、仕上がりはサクサクであげたてかつヘルシーな料理が完成します。
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ダイエット向けノンフライヤーのメリット・デメリット
ノンフライヤーは
- 一人暮らしでも気軽に揚げ物ができる
- 調理後の後片付けが簡単
- 油を使わないので節約になる
など、一般向けのメリットが多く歌われていますが、自身や子供のダイエットのためにノンフライヤーを導入した場合、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

ダイエット中にうれしいカロリー・脂質大幅カット効果
ノンフライヤーで揚げ物ができる仕組みは先述の通りですが、油の代わりに高温の熱風が調理してくれるため、揚げ物の衣に含まれる油の分だけカロリーと脂質をカットできます。
一説では、普通に油を使った揚げ物に比べてノンフライヤーで調理した揚げ物は脂肪分を80%もカットできるんだとか。
※売り場調べ
ただ、脂肪分が80%カットされてもカロリーが80%カットされるわけではないのでそこは追記しておきます。
ノンフライヤーのカロリーカット効果
ノンフライヤーで調理すると衣に含まれるはずだった油の分だけカロリーがカットできます。
そのため素材や衣によってカットできる割合はまちまち。
衣を使わないフライドポテトなら約20%、衣が薄いからあげなら約35%、衣がしっかりついたとんかつなら約85%ほどカロリーが抑えられるというのが一般論です。
特に成長著しい子供のダイエットでは糖質を減らすより脂質を減らした方がダイエット効果が高め。
(とはいえ、脂質も減らしすぎると便秘の原因になり逆に太ってしまうので要注意)
またある程度ダイエットの成果が出た成人のダイエッターも、糖質制限をするよりも脂質制限をした方がきれいなボディラインになります。

ノンフライヤーで惣菜を温め直したら油が大量に出てきた
先日近所のスーパーでからあげを購入しました。
直径3~5cmほどのからあげ6個をさっそくノンフライヤーで160℃10分温めたところ…
表面はサクサクに仕上がり、電子レンジで温め直すよりもとてもおいしかったです。
そしてノンフライヤーの網の下には…
たった6個のからあげで小さじ1杯程度(カロリーに換算して約43kcal分)の油が出ていました。
単純計算でからあげ1個当たり7kcalダウンできたということ。

ノンフライヤーで調理すれば食べられる量が増やせる
揚げ物が好きな人は、ダイエット中揚げ物を制限することに対してストレスをためがち。
そのため「チートデー」と称して揚げ物を食べまくるという方もいるようです。
しかしノンフライヤーでカロリーや脂質がカットできれば、その分食べる量は増やせますよね。
特に子供に「太るよ!」と言って揚げ物を制限させるのはかわいそうだし子供の心を傷つける可能性も…。
からあげは鶏ムネ肉を使う、とんかつは肩ロースやヒレ肉を使うなどよりヘルシーな素材とノンフライヤーを使うことで、ストレスなくダイエットに励めるのではないでしょうか。
ダイエット中の人にとってノンフライヤーのデメリットは皆無
ノンフライヤーは
- 場所をとる
- 音がうるさい
といった点をデメリットとして挙げている人も多いですが、正直ダイエット中はそのくらいのリスクなら全く気にならないと思います。
(実際に私は全然気になっていません)
ノンフライヤーの購入費用も類似品なら数千円程度。

\ 今回購入したノンフライヤー /
ノンフライヤーの類似品の中でもレビュー96件、評価と好評だったKONKAのノンフライヤー。
日本語説明書は「?」な部分が多いので参考程度にしましょう。
また、一般的な(クックパッドに載っているような)ノンフライヤー向けレシピの調理も問題なくできています。
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ノンフライヤーでノンストレスダイエット
ずっと気になっていたノンフライヤー。
私と息子のダイエット目的もありますが、
- 大掃除できれいにした換気扇が汚れにくくなる
- 油の処理をしなくて済む
- 揚げ物で部屋が臭くならない
など、一般的なノンフライヤーのメリットもひしひしと感じており、結局私の調理に関するストレスも大幅に減っています。
ストレスは食欲を増させるなどダイエットの天敵です。
揚げ物が大好きな子供のダイエットに手を焼いているというお父さん、お母さん。
子供のストレス軽減のためにも、自身のストレス軽減のためにも、ノンフライヤーの導入を検討してみませんか。

あわせて読みたい
ノンフライヤーでどんな料理が作れるのか?気になる人はクックパッドをチェックしてみてくださいね。
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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。