こんにちは、吉岡てんぱです。
先日、Twitterで「昼ごはんのあとはいつも眠い」とつぶやいたところ、
「昼食後の適度な昼寝は痩せるよ」
とアドバイスをもらいました。
しかし、「寝る子は育つ」「食後に寝ると牛になる」という情報が頭をちらつき、信じ切れず。
ただ、そのアドバイスをくれた方がダイエット成功者だったので「もしや本当なのか?」と昼寝ダイエットのメカニズムを調べてみました。
すると、ここ数年は昼寝がダイエットに役立つという意見が支持される傾向にあり、積極的に昼寝を進めている企業・学校も増えているのだとか。
そこで本日は
- 昼寝がダイエットに役立つ理由
- ダイエット効果を高める昼寝のルール
- ダイエット中の昼寝を行う際の注意点
についてまとめました。

【まずはチェック】昼寝ダイエットを成功に導く4つのルール
【昼寝ダイエットのルール】
- 昼食後10分~15分の間に寝つく
- 昼寝の時間は20分間
- 昼寝の前にコーヒーを飲む
- 座って寝る
ダイエットルールというと厳しそうに聞こえますが、内容は非常にシンプルで簡単。

昼寝ダイエットで痩せるメカニズム&効果解説
昼寝でノルアドレナリンを増やす=痩せる
ダイエットに成功するには多少ストイックな姿勢が必要になるものですが、こんなにゆるい昼寝ダイエットで痩せるのか…不安になるかもしれません。
しかし、昼寝ダイエットで痩せる根拠を知れば、自信をもって昼寝できるはず。

理由1.昼食後10~15分の間に寝付くとノルアドレナリンが増える
食後10分~15分の間に昼寝をすると、ノルアドレナリンの分泌量が増えることがわかっています。
食後すぐに寝ると、ノルアドレナリン(脂肪の代謝を促進してくれるホルモン)という副腎皮質ホルモンの一種が分泌されます。
引用元:ららぽーと横浜クリニックHP
ノルアドレナリンは、有酸素運動を行った際などに分泌される脂肪動員ホルモン(アデポキネチックホルモン)の1つで、脂肪を分解する酵素の働きを活性化させるダイエッターに欠かせないホルモン。
【脂肪燃焼メカニズム】
活動エネルギーが必要な状態(有酸素運動など)となる
↓
脳が脂肪を分解してエネルギーを生成するよう命令を出す
↓
ノルアドレナリンやアドレナリンなどの「脂肪動員ホルモン(アデポキネチックホルモン)」が分泌される
↓
脂肪を分解する酵素「リパーゼ」が活性化する
↓
脂肪が分解され、グリセロールと遊離脂肪酸となり血液中に放出される
↓
全身の筋肉で脂肪酸がエネルギーとして燃焼される
参考:CLUB Panasonic ダイエットナビ(公開終了)
そのため、昼食後の10~15分の間に昼寝をするかしないかで言うと、昼寝をする方が脂肪燃焼が促されダイエット効率を高めると言えます。

理由2.昼寝を20分で切り上げれば脂肪燃焼がさらに捗る
昼寝ダイエットのルール「昼寝の時間は20分間で切り上げる」根拠をお話ししていきます。
この昼寝の時間にも、ノルアドレナリンの分泌量が大きく関わっています。
実は、昼寝で寝付いてから20分程度たったころが、一番ノルアドレナリンの分泌が活発になっているタイミング。
このタイミングで目を覚ませば、目覚め後も効率よく脂肪燃焼が促されます。
逆にこのタイミングを逃し20分より長く寝てしまうと、ノルアドレナリンの分泌量が緩やかになりがち。

理由3.昼寝の前にコーヒーを飲めばリラックス&起きやすい状況が作れる
昼寝の前にコーヒーを飲むと、コーヒーに含まれるカフェインの覚醒効果により20分後、目覚めやすくなります。
ちなみに、カフェインの覚醒効果はコーヒーを飲んだ30分後くらいに出現。
そのため、昼寝開始の5分前くらいに飲んでおくとすっきり目覚められるはずです。
また、コーヒーの香りにはリラックス効果もあるため、寝つきの悪さを改善する効果も期待できます。
コーヒーが苦手な人は
コーヒーが苦手なら、濃いめの緑茶や紅茶でもコーヒー同様の効果が得られるのでお試しください。
また、コーヒーに含まれるクロロゲン酸には脂肪燃焼効果を高めるはたらきも期待できます。

理由4.座って寝ることで消化吸収の邪魔をしない
せっかく昼寝をするならソファやベッドに寝転びたいと思うかもしれませんが、体を倒してしまうと消化吸収を邪魔してしまうのでNG。
消化吸収されなかったエネルギー源は脂肪として蓄積されやすくなります。
ダイエットのために昼寝をするなら、椅子に座って机に伏せて寝ることが大切。

【おすすめアイテム】昼寝用まくらがおすすめ
机に伏せて昼寝をすると、おでこや頬に腕や衣類のあとがついちゃうんですよね。
それを防ぐには、ハンカチを腕に敷いたり、小さなまくらを使ったりするといいですよ。
私は幅20cmくらいの低反発枕で昼寝をしていますが、顔にあとがつかないだけでなく寝つきもよくなったような気がします。

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昼食後の昼寝は痩せるだけじゃない!仕事効率アップ&美容効果も
昼寝で午後の作業効率アップ&美容効果も
昼食後の昼寝にはダイエット効果のほか、さまざまなよい効果が期待できます。
昼食後の昼寝の効果
- 成長ホルモン分泌促進による美肌効果
- 筋肉量アップによる代謝改善
- 疲労回復
- 集中力アップ
昼休みの20分間、スマホゲームや趣味に時間を使うか、昼寝をして午後の作業効率を上げ夕方以降の自由時間をしっかり確保するか。
どちらも魅力的ではありますが、私なら後者を選びます。
昼食後の昼寝は毎日続けるのがベストですが、週に2~3日でも効果がゼロになることはありません。
「昼食を食べすぎた」「午前中ひどく疲れた」そんな日だけでもぜひ昼寝を取り入れてみてくださいね。
【注意】ダイエット中の昼寝は寝すぎると健康を害する可能性があります
長すぎる昼寝で死亡リスクが高くなる説
昼寝ダイエットはとても簡単なのですが、寝すぎると痩せるどころか健康を害する危険性があるので気をつけましょう。
この点については諸説あるのですが、シエスタ(日照時間の長い南ヨーロッパで一般的になっている昼食後の長い休憩、ほとんどの人が昼寝をして過ごすと言われています)について研究する中で次のようなことがわかったそうです。
シエスタ中に長く寝過ぎると健康を害する可能性があることが多数の疫学調査から明らかになっている。
例えば、シエスタ中に長い昼寝をとる習慣がある人では、シエスタでも昼寝をしない人に比べて心筋梗塞や脳梗塞などによる死亡危険率が高くなる。特に昼寝の長さが大事で、昼寝が1時間を超えると死亡危険率が急増し、2時間のグループでは昼寝をしない人の約5倍にまで高まるなどの調査結果がある。
死亡リスクが急増!?
とびっくりしてしまいますよね。
これはあくまでも南ヨーロッパでの説なので、日本人にも同じような影響が出るかはわかりません。
ただ念のため、ダイエット中の昼寝も20分(長くても30分)以内に切り上げましょう。

昼寝ダイエットはルールを守れば痩せる可能性大!
私はオンオフ含め1日12時間以上パソコンの前に座っています。
そのため、睡魔に襲われることもよくあり、いつもモ〇スターやレッ〇ブルを相棒にしていました。
ところがお昼寝ダイエットを取り入れてから、午後眠くなる頻度が激減。
仕事効率もよくなり、毎日仕事で達成感を得られるようになりました。
昼寝を上手に活用し、ダイエットをさらに加速させていきましょう。
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