【子どもピーマン】収穫量100個以上!育て方のコツを初心者向けに解説
こんにちは、ハイパーポジティブシングルマザーの吉岡てんぱです。本日は、こどもピーマンの栽培についてのお話です。
今年は野菜の高騰もあり、庭で野菜を育ててみたいという相談を複数受けています。(私は以前、庭の半分程度を畑として利用し、ワンシーズンで5種類以上の野菜を育てていたので、家庭菜園の経験値はけっこう高めだったりします🍅)
そして今季、一番質問が多かった、「育てやすくてたくさん収穫できる野菜ってどれ?」という疑問。その回答としていつも挙げている野菜は「子どもピーマン」です。
なので、本日は”推し野菜”であるこどもピーマンの育て方について解説していきます。お子様とも一緒に育てやすく、ピーマン独特の苦みが少なくて食べやすい子どもピーマン。ぜひ、育ててみてくださいね。
子どもピーマンは育て方が簡単すぎるくらい簡単!!!
子どもピーマンの育て方はとても簡単。苗を植えて水をやっておけば、どんどん収穫ができます。
我が家ではいつも地植えで育てていますが、旅行や帰省で1週間以上水やりができない日でも枯れることなく、たくさんのピーマンが実らせて帰りを待ってくれていました。※鉢やプランターで育てる場合は、水が枯れないよう対策をしましょう。
というくらい簡単に育つ子どもピーマンですが、きちんと管理すればするほど、さらに収穫量は増えます。その管理のコツについて見ていきましょう。
【鉢・プランター栽培時の用土】子どもピーマンの用土は野菜用の培養土を使おう
子どもピーマンの苗の植え付けは、野菜用の培養土に植えるのが簡単。よい土で育つ野菜は病害虫に強く、収穫量も格段に増えます。
ホームセンターには、”花と野菜の土”もありますが、野菜の栽培に特化した土の方が育ちは良好なので、新たに買う際は商品名をしっかり確認してくださいね。
【地植え時の用土】基本の用土でしっかり耕すのが重要
地植えの場合は基本の用土でOK。子どもピーマンの植え付け予定日の約2週間前に苦土石灰を土の表面全体が薄く覆えるくらい撒いておきます。
そして、植え付け時に
赤玉土(小粒):腐葉土:バーミキュライト=6:3:1
の割合で混ぜ込んでおきます。
そして何よりも重要なのが、しっかり広めに土を耕しておくこと。子どもピーマンは広く、深く根を張るので1苗につき直径60cm程度耕しておくと安心です。
また、複数の苗を植える場合は、苗同士の間隔もしっかり空けておきましょう。
【水やり】植え付けから10日間は水切れ厳禁
子どもピーマンは多少水切れしてもすぐに枯れることはありません。ただ、植え付け直後は別。根が張るまでの間(目安:約10日間)は毎日水をあげましょう。雨が少ない場合は、朝晩水をあげると安心です。
ちなみに、子どもピーマンは水が足りなくなると葉のハリがなくなりうなだれます。しっかり根が張るまでは、様子を観察してあげてくださいね。
【肥料】2~3週間に1回野菜用肥料をあげたら収穫量アップ
子どもピーマンはたくさん実をつけるため、肥料切れになると1つ1つの実がとても小さくなります。子どもピーマンの実が1つ成ったら、その1週間後に肥料を与え、それ以降は2~3週間に1回肥料をあげましょう。※肥料をあげる頻度は購入された肥料の使用方法に合わせてください。
子どもピーマンの肥料は、一般的な野菜用肥料で大丈夫。
元肥にも使えるタイプの肥料なら根が傷みにくいので、家庭菜園初心者におすすめです。
子どもピーマンの収穫目安・時期
子どもピーマンは果実自体が小さめなので、収穫開始時期も普通のピーマンより早いです。収穫時期の目安は、ピーマンの先端に細かく茶色いひび割れができているかどうかチェックすれば一目瞭然。
細かいひび割れは、「収穫可能になったよ!」というサインなので、みつけたら収穫してくださいね。ただ、すぐに悪くなったりはしないので、料理の都合上まとめて収穫したい場合は2~3日そのまま置いておいても大丈夫です。
【収穫量】子どもピーマン1株で100個以上収穫できました!!!
子どもピーマンはある程度株が大きくなったら、毎日たくさんの花を咲かせます。一部の花は受粉できずに落ちてしまいますがそれでも、7月半ばから9月ごろまで毎日安定して2~3個は収穫できました。
それ以降も11月ごろまで収穫可能。毎年、1株で100個以上収穫できています。
収穫量が増えすぎて困ったら、料理に使いやすい大きさにカットして冷凍保存しておくと便利。冷凍のままスープや炒め物に入れて使えます。
【収穫期間を延ばすコツ】日当たりのよい場所で育てよう
子どもピーマンは夏野菜なので、日差しが大好き。収穫期間や収穫量を伸ばすには、日当たりのよい場所に植えてあげてあげることも重要です。
株が大きくなったら適宜支柱を立て、他の野菜・植物とぶつかったり、植物の陰にならないよう気をつけてあげてくださいね。
子どもピーマンが気に入ったら自家採種した種で育ててみよう
子どもピーマンは育てやすいだけでなく苦みが少なく食べやすいので、毎年夏野菜の苗コーナーでも早く売り切れてしまう人気商品です。なので、「来年も育ててみたい」と思ったら、自家採種した種から育ててみるのもおすすめ。
収穫した子どもピーマンから種を取り、数日間自然乾燥させれば、翌年「種」として利用できます。※しっかり乾燥させることが大切です
種から栽培すると収穫まで少し時間がかかりますが、5月中旬までに種まきをすれば夏にしっかり収穫を楽しめます。子どもピーマンが気に入ったら、ぜひ自家採種にも挑戦してみてくださいね。
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました。おいしい子どもピーマンをたくさん収穫できるよう、お互いがんばりましょう♪