【離婚調停】服装はどうする?スーツよりきれいめカジュアルがいいかも
こんにちは、スーパーポジティブシングルマザーの吉岡てんぱです。本日も引き続き離婚調停の話をしていこうと思います。
本日着目するのは、離婚調停の服装について。大手弁護士サイトなどではスーツをすすめていますが、実際に行ってみると「スーツを着ているのは弁護士だけだったよ」という話です。
離婚調停はきれいめカジュアルが無難
離婚調停の服装について考えるとき、まず気にかけるべきは面談相手:調停員さんの服装です。私は離婚調停と養育費減額調停の2度調停に参加しましたが、いずれも女性の調停員さんはきれいめカジュアル、男性の調停員さんはスーツでした。
なので、女性はきれいめカジュアルかスーツ、男性はスーツもしくはシャツ×スラックスなど、”きちんとした”服装で参加するのがおすすめです。ただし、仕事を抜けて裁判所に行く場合などは例外です。
作業着・制服・Tシャツにデニム…実際はあまりこだわらなくてもいい説
序盤できれいめな服装をおすすめしたものの、実際は結構自由だったりします。
私が実際に見た服装を挙げると、こんな感じ。
- 作業着(男性・女性)
- 事務職の制服(女性)
- Tシャツにデニム(男性)
- スウェット上下(女性)
調停は仕事を休むほど長時間要さないため、「仕事を抜けてきました!」といった風貌の方も多く、あまり服装にこだわらなくてもいいのかな?と思いました。仕事を抜けてくる場合は、いちいち着替えている暇はありません。仕方がないです。
ただ、調停員さんは高齢な方が多め。極端に派手な格好だったり、露出が多かったり、ハイブラばかり着ていたら印象が悪くなる可能性もあるので、高齢な方が嫌がるような服装の場合、羽織るものを準備するなど工夫してみましょう。
養育費や財産分与で揉めそうならファストファッションがおすすめ
これは知人から聞いた話です。
養育費の額がなかなか決まらんかったとき、ダンナはぼろぼろの作業着で登場、私はワンピースはユナイテッドアローズとかだったと思うけど、そこにヴィトンのバッグ、シャネルのピアスをつけて行ってしまったんよね。
その場では特に何も言われんかったけど、養育費の最終決定額がダンナの提示額に近かったのは、私の服装のせいかな?って思ってちょっと後悔しとるーーー。収入はダンナの方が多かったんやけどね、調停員さんからしたら、ダンナの方が誠実に見えたと思う。
と、少なからず調停員さんは服装や身に着けているもので、お金に対する意識をチェックしている可能性があります。
なので、養育費や財産分与、慰謝料等お金に関する決め事が控えているなら、初回の離婚調停からユニクロやGU、H&Mなどいわゆるファストファッションでシンプルな服を選ぶのが無難かもしれません。
なお、親権を争っているならなおのこと、地味めのファッションが大事。高齢者が眉をひそめるような格好をしていると、「この人がほんとうに子育てできるの?」と思われてかねません。調停の時だけでも、地味めなファッションを取り入れましょう。
メイクは普段通りかやや薄めがおすすめ※涙対策
調停に参加する際は、メイクも少し気にかけるといいかもしれません。メイクでもかなり調停員さんに与える印象が変わってしまうので、普段通り、もしくはやや薄めにしておくと無難です。
こう言うと語弊があるかもしれませんが、少し疲れている、やつれている雰囲気の方が、同情される可能性があるので、顔色や肌つやをよく見せるチークやハイライトは控えるのがおすすめです。
あと、涙もろい人はアイメイクにも注意しましょう。私もストレスやら調停員さんのやさしい言葉かけやら前夫への恐怖から何度も裁判所で泣いてしまいました。その際、マスカラやアイシャドウが流れると顔面がひどいことになります。
メイクが崩れたからといって不利になることはありませんが、調停はいつ最終回を迎えるかわかりません。調停後手続きで事務所やら売店やら行き来する可能性があるので、気になる方はアイメイクの塗りすぎにご注意ください。
「もし自分が調停員だったら」という視点で全身チェック
離婚調停は、意見や思いを伝える場所であり、自己表現の場所ではありません。「いかに自分がおしゃれか」「いかに美しいか」「いかに高価なものを身に着けているか」それは場合によってはマイナス評価となる可能性があるので、自分に有利な条件で離婚したいなら”幸薄い自分”を少しだけ演じてみるのが賢明だと思います。
これは見ためだけでなく、挨拶をきちんとしたり、ドアを静かに閉めたり、ちゃんと目を見て話を聞いたり、いろいろな所作に気をつけることも大事です。
「え?こういうときどうすればいの?」と思ったら、「自分が調停員だったらどう思うか」考えて、「感じがいいな」と思う方を選択しましょう。万が一「失敗したな」と思ったら、謝罪したり弁明したりしても大丈夫。相手は裁判官ではなく調停員です。思いはきちんと伝わります。
大切なのは、後悔しないこと。今自分のできる範囲で一番正解に近い選択をして、少しでも調停員さんの印象をよくしましょう。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。