こんにちは。吉岡てんぱですʕ•ﻌ•ʔฅ
調停離婚後、「調停ってどんな感じだった?」「やっぱり服装とか気にした方がいいのかな」など、裁判所に行く際の服装について相談を受けることが増えました。
大手弁護士サイト等では調停時の服装は「スーツ」と書かれたりしていますが…正直女性に限って言えば、スーツの人は圧倒的少数でした。
そこで、今回は私が3度にわたる調停で見たこと・聞いたこと・感じたことを中心に、調停の服装や髪型のポイントについてご紹介します。
私は黒髪にしてブラウス×スカートで調停に行きました
まず私が気にしたのが髪型。
当時私はいわゆる”ハデ髪”だったのですが、離婚調停前に黒染めしました。
しかし調停員は高齢者率が高め。
(基本的に一般企業等を定年退職された方が多いようです。)

そして当初はスーツを着るつもりでいましたが、不倫騒動でやつれてしまい手持ちのスーツはサイズが合わず。
だからと言って買い替えるのももったいなくて(貧乏だったし…)、
- ユニクロで買った白いきれいめのブラウス
- GUで買った黒いフレアスカート(膝下丈)
- 白靴下
- 黒いスリッポン
で離婚調停に臨みました。
足元だけひどくカジュアルですが、調停は会議室のような場所で行われるため足元は見えないので特に気にせず。
荷物が多かったので、バッグも普段使いのリュックを選びました。
結果的に離婚調停はうまく行ったので、服装に関してはこれで十分だったと思います。
高価なバッグ・アクセサリーは好感度ダウンの可能性が高い
私は元々貧乏で、ハイブランドのアクセサリー等々持ち合わせていませんが、離婚調停に高価なアクセサリーやバッグを身に着けていくのはあまりよくないようです。
おかしな話ではありますが、やはり少し好感度が下がってしまうとのこと。
特に養育費や慰謝料の話をする際不利になることもあるようです。
だからといって不衛生な服装だと調停員の印象が悪くなるので、
- 知的に見える
- シンプルだけど清潔感がある
- 裕福そうには見えないけどきちんとしている
服装を意識してみましょう。
私の服装は好感度上々(だったと思う)
私たちの離婚を担当した調停員は
- 「争いごとは苦手です!」と言い出しそうな雰囲気のおじさん(60歳くらい?)
- 「私社長夫人ですが自分でも事業やってます!」と言い出しそうな超美人なマダム(50代後半くらい?)
の2人でした。
また別の機会にお話ししようと思いますが、調停員さんとはとても仲良くなりまして…。
何の話題でも私の意見を支持してくれて、あらゆることがスムーズに終わったと感じています。
それも服装による印象が大きかったのかな?と思ったりもして。
また、私は服装・髪型以外に
- 話し方(ゆっくり落ち着いて丁寧に目を見て)
- しぐさ(お辞儀は丁寧にして、椅子を入れたりドアを静かに閉めたり)
といったことにも注意しました。
調停員はその辺にいるおじさん・おばさん(言い方!)です。
いかに印象をよくして味方につけるか。
普段個性的なファッションが好きな方も、離婚調停のときだけは個性を消して地味めの服装を選んでみてくださいね。
\ 離婚前なら無職でもOK /
家庭裁判所の控室で見た!調停に来る人の服装
調停の控室には続々人が集まるのですが、男性は弁護士含めスーツの人が多かったです。
あとは作業着や仕事の制服を着た人がちらほら。
調停は数時間だけなので、仕事を抜け出してくる人も多いようです。
そして女性はというと…

- 仕事の制服(事務服)
- 超おしゃれな私服(アパレルで働いてる系)
- 普段着
- きれいめファッション

調停員も、男性はスーツですが、女性はオフィスカジュアルっぽい人が圧倒的多数。
なので普段からスーツを着ている人はスーツを着ればいいと思いますが、そうでない人は手持ちの服で小ぎれいにしていけば十分だと感じました。
裁判官はスーツ
調停の最終日、「調停調書」を作成する際は裁判官と話をすることになります。
調停員はオフィスカジュアルが主流ですが、裁判官は女性でもスーツを着て来られるので、気になる方は「今日終わりそう!」というときだけでもきれいめな服装を心がけるとよいかもしれません。
私は新卒で入社した会社で行われた、厳しめのマナー講習で「相手への誠意は襟のある服を着て示しましょう」と習ったので、こういった改まった外出や学校行事(運動系を除く)はいつも襟のある服を選んでいます。
離婚調停で派手なメイクは避けるべき?
私は当時つけまをつけていましたが、離婚調停時はつけるのをやめました。
ここでも大切にしたいのが調停員(高齢者)からの見え方。
あまり濃すぎるメイクは、性格がキツく見えたり泣いたときに顔が汚くなったり、よいことはありません。
(ちなみに私は全調停で泣いたので、よく涙が出る人はマスカラも要注意です)
イメージとしては、就職活動のメイク。
ラメ入りの化粧品は控え、ナチュラルに仕上げることがポイントだと思います。
あとは年相応のメイクにすること。
もちろん普段からノーメイクの人は、無理にメイクしなくてもOK。
自然体で調停に臨みましょう。
【まとめ】背伸びしすぎない服装で調停に臨もう
服装や髪型、メイクに対する印象は人それぞれですが、地味めにするに越したことはありません。
仕事の都合で派手めのメイクをする方は、伊達メガネなんかでごまかすのもおすすめ。
高齢者が好きそうな清潔感のある雰囲気を演出して、無駄なマイナス点を作らないよう努めましょう。
とはいえ、調停は思った以上に体力を消耗します。
服装のことであれこれ悩む気力体力がもったいないので、どうしても不安な方はスーツで参加してもいいですね。
中には仕事の関係上スーツで来る女性もいるでしょうし、女性弁護士・裁判官はみんなスーツです。
タイミングによってはスーツだと浮いてしまう可能性もありますが、スーツは一番きちんとした服装。
たとえ控室にスーツの女性が1人だったとしても、堂々としていましょう。
私自身1回目はかなり服装に気をつかいましたが、2回目は下手に慣れてしまって初回より少しラフな格好で参加しました。
調停は1回勝負ではないので、毎回経験値を上げながらベストな服装を選んでいけるといいですね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございましたʢ。•ﻌ•。ʡ
この記事を読んでいる方は、これから離婚調停に臨む方だと思います。
いろいろ大変だと思いますが、健康第一。
しっかり食べてよく寝て、体だけでも元気でいられるよう用心してくださいね。