こんにちは、吉岡てんぱです。
本日は親知らずの抜歯を(回顧しながら)実況します。
私は左右上下全部の親知らずを抜歯。

本日も最後までおつきあい、よろしくお願いいたします。
白いブラウスで抜歯に挑んで後悔

仕事帰り、白いブラウスで歯科に出没!
かかりつけ医「あ…吉岡さん。言ってなくてごめんなさい。もしかしたら血が飛んでブラウスが汚れるかもしれません。」
血が飛ぶだと!?ホラーすぎる((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
私「だ…大丈夫です」
かかりつけ医「○○さん(歯科衛生士)、多めにタオルかけてあげて!」
歯科衛生士「はーい」
と、おびえる私をよそ目に、タオルをけっこうな枚数載せられて、表面麻酔をかけ、つづいて注射による麻酔。

私の親知らずはほぼ埋まっているうえ、根っこが折れ曲がっていてかなり難易度の高い抜歯になると聞かされていたので、ある程度覚悟はしていましたが…34歳、泣きました。
かかりつけ医と大学病院の先生2人による抜歯
麻酔が効くまでの待ち時間に、大学病院の口腔外科の先生から再度今回の抜歯についての説明が。
口腔外科医に
「ぐいぐい体重かけるんで覚悟してくださいね!」
と超笑顔で言われましたが、「ハハハ」と笑っている風を演出することしかできませんでした。
(心の中はビビりまくりです)
そして麻酔が効いたことを知らせるタイマーが鳴り、かかりつけ医が登場。
麻酔の効きを確認したら顔にどさっとタオルをかけられて、何も見えない状態になりました。

その隙間の世界でじっと治療を見守りました。
かかりつけ医「ゴリゴリ響きますよ~」
かかりつけ医「バキっと割れる音がしますよ~」
かかりつけ医「ちょっと体重掛けますね~」
私は「はぁ」(「はい」と言ってるつもり)しか言えずに、タオルの下でしかめっ面になったり泣いたり…。
「痛いです」と手を上げる勇気もないので、ひたすら痛みや不安に耐えていました。
と、途中で「あれ?おかしいな~」とかかりつけ医が一言。
かかりつけ医「ん~」
口腔外科医「変わろっか」
かかりつけ医「おねがいします」

かかりつけ医は若いしな…と、親のような心持ちになる反面、失敗してないよね?という不安が。
はじめて歯科に来たとき、レントゲンで「抜歯で神経が傷つく可能性があります」と話されたことをふと思い出しました。
「神経が傷ついたら、顔面がマヒすることもあります。」
かかりつけ医の言葉が頭をぐるぐる回ります。
「おわた…」
なんだかあきらめのような気持にもなっていました。
するとぐっと体に重みを感じました。
口腔外科医「体重かけますね」
(もうかかってるよ!)
麻酔が効いているので痛みは感じなかったのですが、体重を掛けられると「うぅ」っと歯茎の奥の奥の方で痛みを感じました。
口腔外科医「はい、抜けましたよ~」

スポンサーリンク
抜歯後は縫合と説明
体にかかっていた重みがなくなり、タオルをかけられたまま縫合。
口腔外科医が数秒で縫合を終わらせ、やっと顔の上のタオルがなくなりました。
マスカラでタオルが汚れていたのでしょうか。

抜歯後の説明を受けた後、粉々になった親知らずを見せてもらいましたが、もはや歯とは思えませんでした。
口腔外科医「立派な歯だったんで、ちょっと時間が掛かりましたね。
明日ほっぺたがたんこぶみたいに腫れて、もしかしたら青くなるかもしれません。
でも冷やすと治りが悪くなるので、できるだけ薬飲んで、ゆっくりしておいてくださいね」
かかりつけ医「歯、持って帰ります?」
私「いりません」
かかりつけ医「ですよね~」
(へらへらしてんじゃないよぉ!さっさと口腔外科の先生にバトンダッチしとけよぉ!)

(抜歯後の苦痛については「親知らず抜歯体験記4」以降でご確認ください。最後にリンクを貼っています。)
上の親知らずの抜歯は簡単!
今回は下の親知らずの抜歯についてお話ししましたが、上の親知らずの抜歯は非常にスムーズでした!

歯の根っこがフックのようになっていた右上の親知らずでさえ、歯科医曰く50秒で抜歯完了。
痛みもすぐに引いて、抜歯後のケアも簡単でした。

スポンサーリンク
親知らずの抜歯は怖いけど今となってはネタ
といった感じで、親知らずの抜歯は怖いし痛いしもう二度とやりたくないですが、痛みも恐怖も今となっては「ネタ」。

親知らずを抜歯すべきか悩んでいる方。
【親知らず抜歯体験記1】でもご紹介している通り、抜歯は若いうちに終わらせておくに越したことはありません。
1日1日人は年を重ねていきます。

怖い気持ちを思い出に変えて、私のように「抜歯してよかった」と思える日が早く来ますように。