こんにちは、吉岡てんぱです。
今朝、うつ伏せで寝ている息子を起こすと、「おはよう」とひどく曇った声であいさつをしました。
(この声は体調不良のサイン?)
「大丈夫?げん…っ!?」
と尋ねようと息子を見ると、息子の口元には黒くなった血がべっとりついているではありませんか!
鼻血?吐血?慌てて息子を抱っこして洗面所に連れていき、顔を洗うと一番血がたくさんついていたのは上唇と矯正器具。

顔面乾いた血でかぴかぴなのに熟睡していた息子すごすぎ…。
ということで、矯正器具による出血についていろいろ調べてみました。
本日も最後までおつきあいいただけるとうれしいです。

現在手術に向けて矯正器具を簡素化
息子は8月に総合病院にて埋伏歯開窓術という手術を受けることになっています。
その時同時に第二小臼歯(前から5番目の歯)を抜歯することから、かかりつけ医で既に奥歯の矯正器具を撤去。

歯科矯正はすきっ歯を治すために始めましたが、元々若干ですが出っ歯傾向(遺伝です)。
そのため、奥歯の矯正器具を撤去してから、前歯4本が少し前に出てきているように感じていました。
歯科矯正をはじめてちょうど今月で2年。
今まで矯正器具が原因で出血したことなんてありませんでした。
なのでちょっと慌ててしまいましたが、おそらく奥歯の矯正器具を撤去したという特殊な状況が原因になったと考えられます。
発見時にはすでに出血はしておらず、傷口も落ち着いていました。

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意外と多い!矯正器具による出血
息子は今回はじめて矯正器具による出血を体験しましたが、意外と矯正器具で口腔内が傷ついて出血したという事例は多いようです。
事例1.頬っぺたの内側から出血
矯正器具による出血の原因で最も多いのが、頬っぺたの内側をブラケットが傷つけてしまうというもの。
特に歯科矯正をはじめて間もない人が多く経験するとのこと。

矯正器具が口腔内を傷つけないための対処法
矯正器具が口腔内を傷つけている場合は、歯科矯正器具用のワックスをつけてブラケットを保護しましょう。
歯科矯正器具用のワックスは歯科医院で購入できます。
ただ、想像以上に出番が多く足りなくなることも。

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【歯科矯正器具用ワックスの使い方】
ワックスを適量ちぎる
▼
矯正器具(ブラケット)の水分をふき取り乾燥させる
▼
ワックスを柔らかくなるまでもんで、ブラケットに押し当てくっつける
※歯科矯正器具用ワックスは食事の際は必ず外しましょう。

2.歯肉炎による出血
矯正器具をつけると、なかなか歯ブラシが上手に使えず、口の中の衛生が保ちにくくなります。

特に歯と歯茎の間に汚れが残りやすく、歯肉炎になってしまうこともよくあります。
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歯科矯正中に歯肉炎にならないための対処法
特に子供の歯科矯正中は、慣れるまでしっかり大人がブラッシングをしてあげることが大切。
歯肉炎が悪化すると些細な刺激で出血し、ごはんが美味しく食べられなくなることも。
必要に応じて液体のマウスウォッシュなどを活用して、口腔内の衛生を保ちましょう。
子供に使うなら、低刺激のノンアルコールのマウスウォッシュがおすすめ。

また、歯ブラシは歯科医院で販売している歯科矯正用のものを使うのがおすすめ…と言いたいところですが、歯科医院でもらった矯正用の歯ブラシは持ち手が太くて扱いにくかったです。
そのため、市販の歯ブラシを十数種類購入して徹底比較!
その結果、今はデンターシステマの「D41」番、しっかり毛腰タイプの超コンパクトを愛用中。
毛先がふわふわやわらかのでブラケットの周りが磨きやすく、へたりにくくて歯ブラシが長持ち。

歯科矯正中の出血が不安なときは歯科医に相談
今回は出血の原因が明確だったうえ、いわゆる「ケガ」のようなものだったのでよかったです。
ただ、出血が何日も続いたり、出血した場所の痛みがひどい場合は速やかに歯科医院に相談を。
場合によってはブラケットの位置を変えるなど、物理的に状況を改善してもらえることもあるようです。
歯科矯正は高額。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
