こんにちは、吉岡てんぱです。
先日、おしゃれな友達がInstagramに熊本県のはげの湯温泉【くぬぎ湯】の写真をアップしていてとても素敵だったので、さっそく足を運んでみました。
くぬぎ湯までの道中はけっこう道路工事が多く、ドキドキしながら運転するシーンも多かったのですが、そんな疲れもあっという間に消え去るくらい素晴らしい温泉。
むしろ、たいへんな思いをしてでもまた通いたいと思えるパーフェクトな家族湯でした^^
24時間営業で受付時間(午前10時~午後10時)以外は自分で勝手にお風呂に入れるので、受付や予約が面倒な方にもおすすめです。

そこで、本日はくぬぎ湯の画像をたくさん紹介しつつ、
- くぬぎ湯の設備・備品
- くぬぎ湯の利用方法
- くぬぎ湯の蒸し釜について、あると便利なもの
- くぬぎ湯の基本情報
についてわかりやすくまとめました。
くぬぎ湯は利用者の善意によって美しく保たれている温泉です。

平日の【くぬぎ湯】はゆっくりできて◎!施設情報と利用方法
くぬぎ湯に福岡方面から行かれる方は、九州自動車道熊本ICを利用するより大分自動車道玖珠ICを利用する方が、交通量の少ない道を通って行けるのでおすすめです。
ただ、ナビで住所を入れても目的地設定が”小国町西里主要地”になる場合もあるので注意。
私も主要地を目指して向かったのですが、とても狭い道を通って牛舎にたどりいてしまったので、ナビで「くぬぎ湯」が出ない方は、近隣施設【和楽の里たけの蔵】を目的地に設定するといいですよ^^
私は平日の朝訪れたため、車中泊OKな第2駐車場に車が2台停まっているだけで、第1駐車場や施設周辺には人影なし。

受付時間内は受付へ、時間外は完全セルフサービス
受付時間内は受付でおふろの案内をしてもらえますが、受付時間外は完全にセルフサービス。
タオルや洗顔フォームなどは自販機で購入できるので、必要な方は事前に入手しておきましょう。
※タオル1枚200円・バスタオル1枚600円・洗顔フォーム300円など
自販機の上半分は入浴関連、下半分は蒸し釜(後述します)関連でした
受付の壁にお風呂の種類・特徴・料金が貼られているので、好みのおふろをチョイス。
混雑しているときは空いているおふろに通されるようですが、たくさん空いていれば選び放題です。
私たちは眺めがよいと書かれていた”すすき”という名前の露天風呂(岩風呂)を選択。

家族風呂に入ったら、入り口の看板を【入浴中】に変えて鍵を閉め、さっそくお湯を張りましょう!
くぬぎ湯はコイン式なので料金分、小銭を入れます。
※受付時間内は両替してもらえますが、受付時間外は自動販売機で商品を購入し小銭をつくるしかないので、できるだけたくさん小銭を用意しておきましょう。
ただ、料金を入れた瞬間からお湯が出始めるので、小銭を入れる前にお風呂に栓をし、ぬるめが好きな方はお水をある程度張っておくのがポイント。
また、前の方の残り湯が気になる方は、さっとシャワーで全体を流すと気持ちよく温泉を楽しめると思います。
お金を入れると、勢いよく温泉が流れ込んできます。
源泉は98℃と高温ですが、温泉の温度は43℃くらいに設定されているので、少し肌寒い日でしたが一気に部屋全体が温まりました。
湯量がとても多いので、あっという間に満水。
あとは延長なしの場合は45分間お湯が出続けるので、ゆったりと温泉を楽しむのみです。
・・・
しっかり温泉を楽しんだら栓を抜いてざっとシャワーで汚れを流し、濡れてしまった場所を備え付けのモップで拭き上げておしまい。
ゴミ箱もありましたが、中にゴミはゼロ。

リンスインシャンプー・ボディソープあり
各家族風呂にはボディソープとリンスインシャンプー、ふろ椅子、ふろおけが備え付けられているので持参不要です。
また、明るい洗面台もあるので、メイクや歯磨きも可能。
※ドライヤーは受付横の化粧室にあるので、そちらでご利用ください。
家族風呂は全室扇風機/床暖房が設置されているため、全シーズン快適に露天風呂を楽しめます。
今回は秋の旅行でしたが、冬や春にも来てみたいと思える絶景、そして充実の設備。
私は潔癖症な面があり、大きな温泉は入れないので比較対象が少ないですが、★をつけるなら間違いなく!

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くぬぎ湯に行ったら蒸し釜でお腹と心を満たそう
くぬぎ湯には入浴者なら無料で使える蒸し釜があります。
(入浴せずに利用すると罰金として1,000円請求されるとのこと。それでも良心的と思ってしまいました…。)
受付時間内は受付で声をかけて利用しますが、受付時間外は空いていれば使えます。
ただし1組1釜、入浴後2時間までというルールがあるので要注意。

食材の持ち込みOK!イモ類は入浴前に蒸し釜へ入れておくのがマスト
卵とサツマイモは受付で販売されていますが、私は受付時間外を狙ってくぬぎ湯に行ったので、道中にスーパーで食材を買っていきました。
食材は野菜洗い場で洗えるので安心です。
洗った野菜は持参したざるに入れて…
(ざるは自動販売機で購入可能。1個200円です)
蒸し釜に入れてふたをして、蒸気が出るハンドルを回すのみ。
イモ類は35分蒸すといいそうですが、私たちは入浴中(約1時間)放置していました。
そして出来上がったじゃがいも・サツマイモはこんな感じ。
ホクホクです。
多少蒸しすぎた感はありましたが、中のしっとり感はしっかり維持していて、心なしかいつもより甘いような?
じゃがいもには持参したマヨネーズや塩をつけて食べましたが家で食べるより断然おいしい。
※塩は自動販売機で販売されています。
イモ類を蒸し終わったら次は卵です。
卵は1パック分蒸して、道中のおやつになりました。
卵の蒸し時間の目安は半熟6分、固ゆで8分。
私は迷った挙句、真ん中の7分で切り上げたところ、黄身がしっとりした(○○地獄で販売されている温泉卵のような)狙った通りの温泉卵が完成。
卵は蒸し時間でかなり風味が変わってくるので、卵を蒸すときはタイマーセットをお忘れなく!
蒸し釜で調理した食材は、休憩所に座って食べられます。
屋根付きの休憩所ですが床は土間になっていて、ドアはなく開放的なつくりです。
(もし床を汚してしまったら、備え付けのほうきで掃除しましょう。)

今回私は卵・サツマイモ・じゃがいものみ持参しましたが、他にも、
- とうもろこし
- くり
- アスパラ
- ウインナー
- 豚肉
- 鶏肉
- 中華まん
- 小籠包
などを持ち込む方が多いとのこと。
塩コショウ・ポン酢といった調味料を持参すれば、蒸し釜をつかってけっこうしっかりしたご飯を堪能できます。
あると便利なもの
- 皿
- 箸
- 保存容器(食べきれなかったとき用)
- ゴミ袋(ゴミは必ず持ち帰りましょう)
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くぬぎ湯基本データ
施設名:はげの湯温泉くぬぎ湯
住所:熊本県阿蘇郡小国町西里2978
- 電話:0967-46-3222
- 営業時間:24時間(宿泊はチェックイン16時・チェックアウト10時)
- 定休日:なし
- 特徴:第2駐車場での車中泊OK(無料)
- 施設:家族風呂×16・素泊まり専用宿泊棟×2
- 泉質:低張性中性単純温水
- 効能:神経痛・関節痛・冷え性・疲労回復・皮膚疾患
- 入浴料金:50分1,000円/60分1,500~2,500円※部屋により異なる
- 宿泊料金:1棟2名まで平日14,000円~/祝休前日16,000円~/1人増すごとに4,000円(小学生以下3,000円・乳幼児無料)追加
宿泊をご希望の方は、事前にくぬぎ湯までお電話でお問い合わせください。
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くぬぎ湯周辺は見所たくさん!充実した日帰り旅行が可能
くぬぎ湯は静かな山間部にありますが、周辺にはおしゃれな見どころがたくさんあるので、くぬぎ湯に行かれた際はぜひチェックしてくださいね。
私はくぬぎ湯周辺を観光した後、大観峰に行ってから高森・白川水源を回って帰りは熊本ICから家路につきました。
熊本では現在さまざまな復旧工事が行われていますが、10月3日に北側復旧ルート(自動車専用道路)が完成し、阿蘇観光がかなり便利になったので、それらを利用し濃い1日をお過ごしください。
→熊本北側復旧ルートについてはこちらから
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※本サイトで掲載している情報は2020年10月の情報です。最新情報は公式サイトからご確認ください。