こんにちは、吉岡てんぱです。
学校が休みの日は、息子と一緒に筋トレをしている私。
筋トレ後私はプロテインを飲みますが、息子には牛乳を飲ませていました。
すると…
僕もプロテイン飲んでみたい✨
と息子。
実はいつかこんな日が来るだろうと思って、少しだけ子供用プロテイン、チェックしていたんですよね。
というわけで、息子は私のプロテインを飲みたいと言いましたが飲ませずに、ドラッグストアに子供用プロテインを買いに走りました。
本日は、
- なぜ私の大人用プロテインを子供に飲ませなかったのか
- 大人用プロテインは何歳から飲んでいいのか
- 大人用プロテインと子供用プロテインの違い
- 子供用プロテインの上手な選び方

本日も最後までよろしくお願いいたします。
子供に大人用プロテインを飲ませるのは何歳から?
結論から言うと、大人用プロテインの対象年齢は高校生ごろから。
小学生・中学生の間は体に必要な栄養素をバランスよく含んだ子供用プロテインが断然おすすめです。
なぜそのような結論に至ったのか。その理由をお話します。
タンパク質の食事摂取基準を知ろう
私が現在飲んでいるプロテインはマイプロテインのブルーベリーチーズケーキ味。
いちごポッキーのような味わいで、子供が飲んでも美味しいと感じること間違いありません。
ただ、マイプロテインのブルーベリーチーズケーキ味のタンパク質含有率は80%。

ちなみに、厚生労働省が掲げる「タンパク質の食事摂取基準」がこちら。
出典:厚生労働省HP
10歳~11歳の子供の場合、1日のタンパク質摂取推奨量が50gとなっていますよね。
大人の女性、つまり私と同じだけタンパク質を摂ることが推奨されています。


タンパク質は子供の体をつくるのに欠かせない栄養素。
しかし、タンパク質の摂りすぎは子供の体にとって負担になることもあるので気を付けましょう。
タンパク質が足りている子供に大人用プロテインは不向き
プロテイン=タンパク質を摂りすぎると、次のような悪影響があるとされています。
- 内蔵疲労(特に肝臓や腎臓)
- 腸の働きの衰え
- 腸内環境の乱れによる口臭・体臭
- カロリーオーバーによる肥満
- 動物性タンパク質過剰摂取による尿路結石
最近は空前の筋トレブームで「とりあえず」プロテインを飲んでいる方も多いですが、普段の食事でタンパク質が足りているなら基本的にプロテインは不要。
(おきかえ食としてのプロテイン摂取はおすすめ!)
タンパク質摂取量を把握せずにプロテインを飲んでいる方は一度栄養計算をしてみることをおすすめします。
タンパク質摂取量は意外と多い
タンパク源というと肉や魚が有名ですが、実は朝食メニューだけでもタンパク質がしっかり摂れている子供も多いです。
たとえば、
- 白米100gに含まれるタンパク質:約6g
- 卵1個に含まれるタンパク質:約12g
- 牛乳100ccに含まれるタンパク質:約3.5g
このように、あっという間にタンパク質の必要量はおろか推奨量まで達している子供も多いんです。
「タンパク質が不足しているわけではない息子に、私が飲んでいるマイプロテイン飲ませる必要はない。」
これが私の結論です。

子供用プロテインは大人用プロテインより低カロリー・低タンパク質
上述の通り、大人用のプロテインでは子供にとってはタンパク質含有量が多すぎます。
私が飲んでいるマイプロテインのブルーベリーチーズケーキ味と息子ように購入したSAVASのジュニアプロテインでは、1食分当たりのカロリーとタンパク質に大きな差が。
カロリー | タンパク質 | |
マイプロテイン | 103kcal | 20g |
ジュニアプロテイン | 50kcal | 6g |
単純に1食分の分量が異なるというのもあるのですが、子供用プロテインには子供が積極的に摂りたい栄養素も配合。
- カルシウム
- ビタミン
- 鉄
- マグネシウム
といった不足しがちな栄養素が含まれているので、子供用プロテインは半ば"成長応援サプリメント"のようなポジションにあります。

余談ですがうちの長男は貧血ぎみで体調が悪くなることがよくありました。
しかし、子供用プロテインを飲み始めてから、貧血で気持ち悪くなることがなくなり、朝の目覚めもよくなってきたように感じます。
食事だけでは改善できない健康面での不安を解決するのに、子供用プロテインは大きな力となりそうですね。
プロテインで背が伸びることはない
「プロテインを飲んだら子供の背が伸びますか?」という質問をされることがあるのですが、基本的に伸びることはありません。
背が伸びるスピードが早まることはあっても、プロテインなしで170cmになる子がプロテインを飲んで180cmになるということはあり得ない話で、身長を早く・予定よりも高くしたいならホルモン剤の注射しか方法はありません。
セノ〇ックのような食品も同様です。いかにもな謳い文句に惑わされないように気を付けてくださいね。
子供用プロテインの対象年齢は何歳まで?
子供用プロテインが対象とする「子供」は、ほとんどの商品が6歳~15歳。
ほとんどの子供用プロテインは小中学生向けに作られています。
ただ、先述の通りタンパク質の摂りすぎはよくありません。
成長著しい時期なので、子供用とはいえプロテインをガブガブ飲んでいたら肥満のリスクが高くなるので要注意。
1日1杯を目安に飲みましょう。

スポーツをしているなら、朝食などでプロテインを取り入れている場合でもスポーツ後に1杯プラスしてOK。
(スポーツをしている場合はタンパク質摂取推奨量を多少オーバーしても健康被害が出にくい傾向にあります)
むしろプロテインを飲むことで体の回復が早くなるのでおすすめです。
運動後は、筋肉に蓄えられているエネルギー源であるグリコーゲンを消費した状態です。
運動が終わった後なるべく早いタイミングで糖質とタンパク質を含む食品を摂ることが、効率良いリカバリーを行うために重要です。
ちなみに息子はサッカーをしているので、平日はサッカーから帰ってきたときに1杯飲んでいます。
運動後のプロテインはこの上なく美味しく感じるようで、最初は「薄い」だの「まずい」だの言っていた次男も、運動後なら美味しそうに飲んでいます。
上手な子供用プロテインの選び方
私の回りでは、朝食時にプロテインを牛乳で割って飲んでいる子供が多いです。
ただ、カロリーやタンパク質摂取量が気になる場合は水で割っても美味しく飲めるフレーバーを選ぶのがおすすめ。
たとえば、SAVASジュニアプロテインのマスカット味なら、水や炭酸水で割るとジュース感覚でサッパリ飲めます。
また、アレルギーにも要注意。
子供用プロテインにも
- ソイプロテイン(大豆が原料)
- ホエイプロテイン(乳製品が原料)
の2タイプがあり、中にはブレンドされているものもあるので購入の際は原材料をきちんと確認しましょう。
おすすめの<定番>子供用プロテインブランド
スーパーやドラッグストアにも子供用プロテインが並んでいますが、スポーツ用品店に行くとさらに品ぞろえが豊富。
どのプロテインがいいか迷ってしまうかもしれませんね。
(実際に私もかなり迷いました)
そこで、子供用プロテインの定番ブランドを特徴とともにご紹介します。
子供用プロテインは大人用プロテインほど需要がないため、店頭では定価販売されていることも多いです。

1.コスパ最強!ザバスジュニアプロテイン
まずはうちの息子のお気に入りプロテイン「ザバスジュニアプロテイン」をご紹介します。
ザバスのジュニアプロテインはココア味とマスカット味があるので気分に合わせて飲みわけられるのがうれしいポイント。
美味しくて比較的コスパもいいので(1袋840g入りで約60食分で約3,000円!)我が家はこれからもザバスのジュニアプロテインを使う予定です。
1食14gあたりカロリー50kcal/タンパク質6.0g
2.森永ミルクココア味が人気!ウィダージュニアプロテイン
ウィダージュニアプロテインはホエイプロテインとソイプロテイン(大豆プロテイン)をブレンドした子供用プロテイン。
ホットでもだまになりにくいため、寒い日のプロテイン摂取におすすめです。
ココア味の味付けには森永ミルクココアが使用されているので、味で選ぶなら圧倒的に子供受けNo.1でしょう。
1食20gあたりカロリー74kcal/タンパク質8.4g
3.筋肉の分解を予防!ゴールドジムスーパージュニアプロテイン
あの!ゴールドジムのプロテインにも子供用があります。
ゴールドジムのスーパージュニアプロテインの特徴はグルタミンが配合されていること。
グルタミンは激しい運動による筋肉の分解を防ぐ栄養素。適度に筋肉をつけたい子供におすすめです。
1食20gあたりカロリー79kcal/タンパク質12g
4.スティックタイプでそのまま飲める!アミノバイタルジュニアプロテイン
アミノバイタルのジュニアプロテインは溶かさずそのまま飲めるプロテイン。
さっぱりしたレモン味なので、運動後の子供も飲みやすいと好評です。
プロテインを運動後に飲みたい場合は携帯できるプロテインを利用するのが一番。
お腹もいっぱいにならないので、3度の食事もきちんと摂れます。
1食2.9gあたりカロリー17.8kcal/タンパク質2.7g
子供の体づくりをプロテインで応援!
子供が「プロテインを飲みたい!」と言っても相手にしない親御さんもいますよね。
私の周りにも何人かいます。



プロテインを飲んでハードなマシントレーニングをしても、そう簡単に筋肉ムキムキな体にはなれません。
逆に言えばプロテインを飲んでぐだぐだ過ごしていたら、筋肉どころか脂肪しかつかないので「本当に子供にプロテインが必要か」よく考えて正しい飲み方を指導することが大切。
プロテインの効果を正しく実感できるかどうかは、子供の行動とお母さん・お父さんのアドバイス次第。
プロテインのことをよく考え、プロテインを上手に取り入れて、お子様の体づくりを応援してあげてくださいね。
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本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。