こんにちは、庭キャン歴5年の吉岡てんぱです。
庭でバーベキューを楽しむとき気をつけたいのがご近所トラブル。
やはりバーベキューの煙や臭いを気にする方もいるので、対策として
- 事前の告知(〇日の〇時頃からバーベキューをしますと伝える)
- 煙・臭いの少ない炭を使う
ことが欠かせません。
そして2番目の対策【煙・臭いの少ない炭を使う】に関して今までロゴスの成型炭「エコココロゴス」を使っていた我が家ですがそろそろ上級者向けの炭も使ってみたい!ということで、今回はオガ炭をはじめて使ってみました。

オガ炭の着火方法は”火をオガ炭に100%伝える”ことが大切
着火剤の炎100%をオガ炭へ注ぐべし
オガ炭は割れて短いものもあれば、30cm程度の長い状態で販売されているものもあります。

バーベキューコンロのサイズにより最適なサイズは異なりますが、私は10cm~15cmくらいに割って使いました。
ちなみにオガ炭はけっこうスカスカなので手でも割れます。
オガ炭着火のポイントは、着火剤とオガ炭を離すこと
マングローブ炭(よくある安い炭)の場合、着火剤の上に直接炭を置いて火をおこしますが、オガ炭は着火剤の上に直接置かない方が火がつきやすいです。
着火時の並べ方(重ね方?)は次の通り。
オガ炭
▲
炭受け(網)
▲
着火剤
▲
アルミホイル(詳しくは後述)
▲
バーベキューコンロ
さらに大切なポイントは、アルミホイルでしっかりオガ炭を囲うことです。
炭受けが大きい場合
大きめのコンロなど、炭受けが大きすぎてアルミホイルで囲えない場合は、オガ炭だけをアルミホイルで包んでもそこそこ火がつきます。
ただ、若干着火に時間がかかる印象。
大きめのコンロを使用する場合は、火起こし器を使うのが無難です。
※火起こし器については後ほど解説します。
アルミホイルで簡易火起こし器を作るとオガ炭の着火が早い
最近入手しやすくなったバーベキューコンロに敷くための極厚アルミホイル。
着火剤に火をつけたら、アルミホイルで着火剤ごと覆うと、オガ炭への火の回りがかなりよくなります。
(100均にもありますがあれは薄くてすぐ穴が開くので、100均のアルミホイルを使う場合は最低でも2枚…場合によっては3枚重ねて使いましょう)
着火剤の火を100%オガ炭に流れるようにすると、2~3分でオガ炭が赤くなってくるのがわかります。
さらに待てば(だいたい7分)、オガ炭がしっかり赤くなり場所によっては炎を吹くようになるので、そこまできたらアルミホイルを開きバーベキュー開始です。
使ったのはコレ!
尾上製作所のBBQお助けシートは本当に厚くて強靭、とても便利なアイテムです。
ただ断面で手を切りやすいので、作業時は軍手をしましょう。
今後もオガ炭を使い続けるなら火起こし器を買おう
今回は火起こし器なしでアルミホイルを使ったオガ炭の着火方法をご紹介しましたが、今後もオガ炭や備長炭など上級者向けの炭を使うなら火起こし器を用意するのがベスト。
というのも、アルミホイルは使い捨て…やはり資源の無駄になりますしお金もかかります。
またオガ炭は火力が強いため、アルミホイルが焦げて穴が開くことも…そのときは臭い・煙の少ない炭を使ったにもかかわらずけっこう強烈な臭いが生じがち。
やはり火起こし器には劣ります。

ただ安すぎる商品は耐久性が劣りがちなので、迷ったときは特に人気がある次の2商品の購入をご検討ください。
1.コスパ・耐久性◎キャプテンスタッグM-6625 ¥3,267
キャプテンスタッグのM-6625は火起こし器&火消し壺がセットになった商品。
特徴は火起こし器用のスタンドがついている点です。
(ほとんどの火起こし器はスタンドがついておらず、バーベキューコンロの上でしか着火ができません。)
キャプテンスタッグのM-6625なら下の画像のように地面でも着火可能、これが意外に便利なのです。
さらに、火起こし器は火消し壺の中に格納でき、その中に使用済みの炭を入れられコンパクトに収納できる点も人気の理由。
サイズも幅約20cm×高さ約30cmと大型なので、少人数から大人数まで、あらゆるアウトドアシーンで活躍します。
M-6625スペック
- 火消し壺サイズ:215mm×200mm×290mm
- 火起こし器サイズ:180mm×200mm
- 総重量:1.7kg
- 火起こし器素材:亜鉛めっき鋼板
- スタンド・ハンドル・つまみ素材:鉄(クロムめっき)
- 火消し壺・蓋素材:アルスター鋼板
Amazonレビュー:(2,013件)
2.コンパクトに収納可能!キャプテンスタッグM-6639¥3,850
「火起こし器だけでいいよ」という方におすすめなのが、キャプテンスタッグの「炭焼き名人」。
普段は平たい状態で保管でき、使用時に広げるタイプの火起こし器なので持ち運びに便利です。
その上、しっかりと厚い鋼板を使っているのため耐久性も抜群。

唯一の「惜しい」ポイントは、M-6625と異なりスタンドがない点。
いつもバーベキューコンロの上で着火させる場合は問題ないのですが、地面で着火させることがある場合はスタンドつきのM-6625の方が断然便利です。
M-6625スペック
- 使用時のサイズ:230mm×250mm×280mm
- 収納時のサイズ:195mm×280mm×55mm
- 総重量:1.7kg
- 本体素材:亜鉛めっき鋼板
- 目皿・ハンドル:鉄(クロムめっき)
Amazonレビュー:(2,855件)
アウトドア初心者あるある?オガ炭はマングローブ炭の着火方法じゃ火がつかない
私のオガ炭着火失敗談をお話しします
私はここ数年、ずっと着火剤不要の成型炭「エコココロゴス」を使っているため、着火剤を使うのは久しぶり。
バーベキューをはじめたころよく使っていたマングローブ炭(ホームセンター等で買える一番安い炭)の着火要領で火をつけようとするも…
着火剤が燃え尽きて終了。
オガ炭の一部少し白くなっただけでむなしい時間だけが過ぎていきました。
オガ炭の火起こしを甘く見ていた私はその後も着火剤をひたすら追加。
結局1パック(3シート入り)の2かけらを残したところで「これはヤバい」と気づきはじめてオガ炭の着火方法を真面目に検索…今手元にあるものでなんとかできないか模索した結果、先にご紹介した方法で無事着火できたのでした。

【まとめ】オガ炭の真ん中から火が出ていたらほぼ問題なく着火できる
今回いろいろな失敗をして学んだオガ炭の着火方法。
火起こし器がない場合は…
- バーベキューコンロに極厚アルミホイルを敷く
- 極厚アルミホイルの上に着火剤を2~3かけら置く
- 炭受けの網を置く
- オガ炭を縦に並べる
- 着火剤に火をつける
- 極厚アルミホイルで着火剤・オガ炭ごと包む(ただし上部まで包まない)
- 火が回るまで待つ
アルミホイルでオガ炭を包むと、ちゃんと火起こしできてるか不安になるかもしれません。
その場合は、オガ炭の中央に空いた穴から火が手持ち花火のように吹き出しているか見てみましょう。
オガ炭の質・長さや着火剤の燃焼時間にもよりますが、私の場合、5分もすれば真ん中から炎が見えていました。
バーベキューで火起こしがうまくいかないとほんと落ち込みますよね…。
オガ炭は煙・臭いが少なくて燃焼時間は長め、さらに備長炭よりは着火しやすいと飲食店でも人気の炭です。

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