こんにちは、吉岡てんぱです。
筋トレをダイエットメニューに取り入れ、プロテインを飲みはじめてから体脂肪率が低下。
少しずつですが、筋肉が育ってくれていることを実感しています。
そして同時に、
抜け毛が減ってきた
と感じるようになりました。
私は乾燥性敏感肌で、頭皮も乾燥気味。

ところが最近は、髪の毛が抜けることはおろか「かゆいな」と感じることも減ってきたのです。
「プロテインすごいな!でもどうして抜け毛が減るんだろう…」とさっそく検索してみたところ、検索結果にびっくり。
上位の検索ワードは「プロテイン 抜け毛 はげた」「プロテイン 抜け毛 増える」と私と全く反対の現象ばかりだったのです。
これは一体どういうこと!?と、探求心が爆発した私。
そこで本日は、
- プロテインを飲むと禿げるのか、それとも抜け毛が減るのか
- プロテインで禿げるのはアレルギー反応?
- プロテインと髪の毛の関係
について調べ、わかりやすくまとめました。

もくじ
プロテインを飲むと禿げる説が優勢!ですが…
「プロテインを飲み始めてから髪の毛の調子がいい♪」と浮かれていた矢先に知った、プロテインを飲むと禿げる説。
実は一般的な論は圧倒的に後者。
「プロテインを飲み始めてから抜け毛が増えた」という声の方がとても多いです。
しかしプロテインと抜け毛の増加は直接的に考えると無関係。
「え?どういうこと?」と思いますよね。
実はプロテインを取り入れるくらい意識の高いトレーニーやダイエッターが禿げやすい環境を作り出す可能性が高いということなのです。
超ハードな筋トレが薄毛を促進させる
最近はプロテインがずいぶん一般的になってきたので、トレーニーでなくても置き換えダイエット用の食品としてプロテインを取り入れる人も多いです。
ただ、あくまでもそれは最近の話。
以前はプロテインを飲むのはゴリゴリマッチョを目指している本格派トレーニーが中心でした。

超ハードな筋トレをすると、男性ホルモン【テストステロン】が増えて薄毛作用を促す【ジヒドロテストステロン:DHT】へと代謝され、禿げやすい体質へと変化してしまいます。
テストステストステロン自体には禿げを起こす作用はなく、DHTに代謝されることで初めて薄毛、性欲減退を促す作用が出る。
引用元:Wikipedia
ちなみに、ジヒドロテストステロン(DHT)は男性型脱毛症(AGA)の原因ともいわれていて、その薄毛促進作用は折り紙付き。
筋トレはかっこいい体を作るために行うもの。
「筋トレで禿げる」なんて思いもせず、いつしか薄毛の原因をプロテインに押し付けて定着。
「プロテインを飲むと禿げる」という説が一般論になってしまったようです。

筋トレで禿げやすいかどうかは遺伝子検査でわかる
男性ホルモンのテストステロンがどのくらい薄毛促進作用を持つジヒドロテストステロンへと代謝するかは、【5αリダクターゼ】と呼ばれる還元酵素の量に左右されます。
5αリダクターゼはテストステロンのはたらきを強める作用を持っているため、
5αリダクターゼが少ない場合:ハードな筋トレをしてもジヒドロテストステロンが増えにくい
5αリダクターゼが多い場合:ハードな筋トレをするとジヒドロテストステロンが増えやすく禿げやすい
という違いが出てきます。
この、5αリダクターゼの分泌量は遺伝要素が強いため、薄毛も遺伝子やすいということ。
「筋トレでかっこよくなりたいのに禿げるはイヤ!」という方は、AGA対策の遺伝子検査をして、薄毛リスクをチェックしてみましょう。
5αリダクターゼの分泌量が多いことがわかったら、筋トレと並行してAGA対策を行えるため、薄毛に悩まなくてもすむはずです。
遺伝子検査は自分でもできる
AGA発症リスクを調べる遺伝子検査は皮膚科(初診料+検査料20,000円前後で検査できます)のほか、セルフ検査キットを使って調べられます。
たとえば株式会社イー・ケイ・コムのAGAドックなら、ほっぺたの内側の粘膜を綿棒で取って検査機関に送るだけ。
男性:13,200円・女性:12,960円と皮膚科より少しお得に検査できます。
薄毛の相談に行くのが恥ずかしいという方や病院に行くくらいなら筋トレしていたい!という熱意あふれる方々に大好評。
不安を抱えて筋トレに励むのはストレスです。
遺伝子検査をぜひ不安解消にお役立てください。
プロテイン置き換えによる偏食で禿げる場合もある
プロテインは筋肉を落とさない(代謝を下げない)置き換えダイエットに利用されることが増えています。
また、プロテイン人気に合わせて”たんぱく質の重要性”が見直され、「とにかくたんぱく質を摂らなきゃ!」と頑張っているダイエッターも多いですよね。
しかし、たんぱく質を摂るだけでは、筋肉は育っても髪の毛は育ちません。
髪の毛を育てるには、たんぱく質に加えてビタミン・ミネラルも必要。
野菜や魚介類もしっかり摂らなければなりません。
髪によいとされる食材
- かぼちゃ(ビタミン)
- レバー(ビタミン・ミネラル)
- 生のアーモンド(ビタミン・ミネラル)
- 昆布(ミネラル)
- いわし(ミネラル)
- 牡蠣(ミネラル)
ビタミン・ミネラルはサプリでも摂ることができます。
「たんぱく質に執着しすぎているかも…」と不安になった方は、今からでも遅くありません。

プロテインによるアレルギーにも気をつけて
ここまでは、「プロテインが直接の要因となって禿げることはないよ」という話をしてきましたが、アレルギー体質の方はプロテインが原因で抜け毛が増える可能性があります。
というのも、プロテインは牛乳や大豆が原料なので、乳アレルギー・大豆アレルギーの方は腹痛・下痢などの症状に加えて肌荒れが起こり髪の毛が抜けやすくなるとのこと。
プロテインは牛乳原料のホエイプロテイン・大豆原料のソイプロテインほか、乳・大豆の両方を使用しているものもあるため、アレルギーの心配がある方はしっかり原材料を確認しましょう。
最近は、ホエイプロテイン・ソイプロテインのほかにもピープロテインが人気です。
ピープロテインはえんどう豆が主な原料。
えんどう豆はアレルギーが出づらい食品なので、乳や大豆アレルギーに不安がある方は利用を検討してみてもよいでしょう。
\ 人工甘味料不使用 /
髪の毛が増えた・元気になるのはプロテインが合っているから!
世の中では「プロテインを飲むと禿げる」と言われているのに、なぜ私の髪の毛はプロテインを飲む前より元気になったのか…。
理由は憶測になるのですが、プロテインを飲み始める前の食生活で”たんぱく質が不足していたから”ではないかと考えられます。
元気な髪の毛を育てるためにたんぱく質は欠かせません。
しかし、プロテインを飲んだり筋トレを始める前の食生活と言えば、野菜や果物中心。

私のようにダイエットのために野菜や果物ばかり食べている方、極端な食事制限を行っている方は、プロテインを取り入れるだけで肌も髪の毛もきれいになることが多々あるようです。
つまり、プロテインを取り入れた今の生活が体に合っているということ。
「プロテインを飲み始めて髪の毛が元気になった」という方は、ダイエットを終えてからもたんぱく質が不足しない食生活を心がけましょう。
きっと美しい髪の毛を維持できますよ^^
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髪の健康を維持しながらトレーニングを満喫しよう
アレルギーがある方を除いて、プロテインを飲むことが直接原因となって禿げることはありません。
そのため、禿げるのが怖いからとプロテインを避けるのはほんとうにもったいないと思います。
もしも髪の毛に対する不安があるなら、
- AGAになりやすい体質かどうか検査する
- ビタミン・ミネラルを積極的に摂取する
- たんぱく質不足にならないよう上手にプロテインを取り入れる
ことに気を配ってみましょう。
そうすれば、美しいボディラインも美しい肌も美しい髪の毛もすべて手に入れられるはずです。
外見の劣化は自分が思っている以上にストレスになるもの。
